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「20%」 >>> 週休3日制を試験導入したニュージーランド企業で生産性が20%向上。

週休2日は今や常識となっていますが、日本で週休2日制が一般化したのは1990年代で、わずか30年ほど前のことです。それまでは週休1日が常識でした。そして、今世界は新たなステージへと進みつつあります。そう、週休3日制です。

昨年、ニュージーランドの企業が週休3日を試験導入したことが話題になりました。
240人の従業員を対象に賃金は週休2日を保ったまま、週休3日を2ヶ月ほど実施したそうです。つまり週40時間労働から32時間労働にしたということです。ちなみに週休3日を始める前に、どのようにパフォーマンスを落とさずに労働時間を減らすかということについて、チームで十分に話し合ったそうです。

そのようにきちんと準備をした上で試験運用をした結果、従業員のストレスレベルが7%減少し、生産性は20%向上したのだそうです。つまり大成功というわけです。この企業ではその後、週休3日制が正式に導入されたそうです。

かつて週休1日だった時代からすると、週休3日というのは想像できない働き方だと思いますが、ライフワークバランスを考えた場合、週休3日というのはとても理想的な働き方と言えるでしょう。日本でもこれからこのような流れが出てくると思われますので、その時に私たち自身がどこを効率化して、どうチームで高いパフォーマンスを維持するのかということについて考える良いタイミングかもしれませんね。

【朝礼ネタ vol.186】