「25%」 >>> オーストラリアにおける移民の割合。近年はインド人が増加。

オーストラリアと聞いてどんなイメージが浮かびますでしょうか？
コアラやカンガルーなどの野生動物？
グレートバリアリーフやエアーズロックなどの大自然でしょうか？
あるいは世界の住みやすい街ランキングでも常に上位にいる綺麗な大都市でしょうか？

今回お話ししたいのは、オーストラリアが移民大国であるという側面です。
この30年間、移民の積極的な受け入れにより人口が増加傾向にあるオーストラリアですが、2017年時点で人口は約2500万人で、そのうち25%に当たる600万人前後がオーストラリア以外で生まれた人々なのだそうです。かつてはその移民の多くは中国人と言われていましたが、近年増加が著しいのだインド人だそうで、タクシードライバーはだいたいインド人と言われるほど、多くのインド人が働いているのだそうです。
オーストラリアの人口はこのまま増加を続け、2050年には3800万人に達すると言われています。

日本でもこれから移民受け入れが本格的に始まるでしょうが、オーストラリアが経験してきたことが日本でも起こることは想像にかたくありません。移民受け入れで数々の軋轢や衝突もあった一方で、多くの新しいビジネスも生まれたに違いありませんから、日本においても、治安が悪くなるとか仕事が奪われるとかマイナス面ばかりに気を取られずに、時代が変わる新しいチャンスと捉えて、新規ビジネスの可能性を探っていきたいものです。

【朝礼ネタ vol.134】