「3000時間」 >>> 英語の習得に必要と言われている学習時間

中学、高校、大学と英語を勉強してきたはずなのに、仕事はおろか海外旅行に行っても、カタコト程度しか話せないという日本人はとても多いのではないかと思います。

諸説ありますが、一般的に英語を習得するのには3000時間の学習が必要だと言われているそうです。日本の中学・高校での英語学習時間は約800時間だそうですので、授業以外で同じような時間を費やして勉強していたと仮定しても、約1500時間。そもそもまだ学習時間は足りていません。英語を習得するには、高校卒業以降にあと1500時間の学習時間を確保する必要があります。

社会人になって1500時間を確保しようと思うと、1日1時間毎日勉強したとしても、約4年ほど必要になります。仕事やプライベートの事情などを考えると、いくら英語習得のためとは言え、毎日1時間の学習時間を確保できるという人は少ないことでしょう。

日本人は学校でたくさん英語を勉強してきているはずなのに、全然使えないという話はよく聞きますが、こうした数字を元に見方を変えると、実は英語を習得するのに十分な学習時間を使ってきた人がそもそも少ないという見方もできます。

英語習得はそんなに簡単なものではなく、社会人になってから「毎日1時間を4年間」という学習時間が必要だと認識して、覚悟を持って取り組む必要がありそうですね。

【朝礼ネタ vol.043】