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「400億円」 >>> 世界の注目を集める林業のスタートアップ「ラトビア国営森林公社」の売上高。

日本で衰退産業と言われているものの一つに「林業」があります。
林業を行なっている地方の人口減少によりますます林業に携わる就業人口は減少しているのだそうです。

そんな中、ヨーロッパに林業で大きく収益をあげているスタートアップがあるそうです。それはバルト三国の一つラトビアにある「ラトビア国営森林公社」で、売上400億円を誇るそうです。四国ほどの大きさの土地を管理する同社は、大胆に「ジャストインタイム方式」を取り入れ、林業の最も大きなロスと言われる在庫を無くし、需要と供給をうまくマッチングし在庫と物流を最適化し、最も効率よく木材を流通する仕組みを作り上げることで、収益の上がる林業モデルを作り上げたのだそうです。

衰退産業でありながら、実はラトビア以上の森林資源を抱えるのが日本です。従来のやり方・慣習にとらわれずに、ラトビアのように業界の悪しき常識に挑戦し収益の上がる仕組みを作り上げることで、日本の林業は今後成長産業として世界から注目されることもありうるかもしれません。日本のポテンシャルを感じずにはいられない記事だと感じました。

【朝礼ネタ vol.225】