「45%」 >>> ロンドン地下鉄で地下に駅がある割合。

1863年、日本はまだ江戸時代でしたが、世界最古の地下鉄がロンドンで完成しました。今から150年前のことです。
当時、地下を走る電車というプロジェクトは、空飛ぶ自動車と同じぐらい突飛押しもない発想で無謀であるとメディアにも酷評されていたそうですが、いざ実現し開通すると、一気にロンドン市民の生活に不可欠なものとなりました。

文字通り、地下鉄ですから、当初ロンドン中心部の路線はもちろん地下に作られたそうですが、徐々に郊外に路線網が拡大していくにつれて、地上路線・地上駅も増え、現在では地下に駅があるのは全体の45%程度だそうです。つまり半分以上の区間は地上にあるということになります。

地下鉄だけど半分以上は地上にある。だからどうした、という話ではありますが、地下鉄に限らず、名前から連想されるイメージと実態が大きく異なるケースというのは往往にしてよくあることです。思い込みや勘違いであとあとガッカリしないように、仕事でもプライベートでも心がけたいものです。

【朝礼ネタ vol.196】