雑学ネタ

「49ページ以上」 >>> 本に必要なページ数。48ページ以下は小冊子と呼ぶ。

短編小説から専門書など長い読み物まで、書店にはたくさんの本が並んでいますが、そもそも本ってどれぐらいのページ数があれば本と呼べるのか考えたことはありますでしょうか?

これは50年以上前にユネスコで定義でされていて、本(図書)は表紙を入れずに本文だけで49ページ以上ある、印刷された非定期刊行物だそうです。ちなみに48ページ以下の書物は、小冊子(パンフレット)と呼ぶそうです。

ユネスコが定義を決めるまでは、各国で本の最低ページ数が異なっていて、デンマークでは6ページ、日本では100ページ以上だったそうです。図書に関する国際的な統計を取る際に、あまりにルールが異なっていると正確な統計が取れいないことから、ユネスコによってルールが決められたそうです。

各国の市場規模をとったり比較調査をする場合に、調査対象にバラツキがあまりに大きいと扱いが難しいデータになり、重要な判断を間違える可能性があると思います。仕事で様々な統計調査の数字を参考にしますが、時々そもそも調査対象がどうなっているのかなどにも気を配ってみていきたいなと感じました。

【朝礼ネタ vol.291】