雑学ネタ

「70年」 >>> 70年間アメリカで値段が変わっていない物価の優等生コカ・コーラ

世界で最も有名なブランドの一つコカコーラですが、実はアメリカで70年間にわたり値段が変わっておらず、「物価の優等生」と呼ばれていることをご存知でしょうか?

70年前というと1950年で、アメリカの人口は今の半分の1億5000万人程度と言われていて、ハンバーガーが15セントだった時代です。日本でもそばやうどん1杯で15円だったそうですから、現在の価格と比べるとその差は歴然です。

日本で物価の優等生といえば「卵」が有名ですが、その変わらない価格が実現できているのは実はひよこの90%以上を輸入に頼っていること、価格安定のために国の予算が使われているという背景があった上で、この生活必需品とも呼べる食べ物の価格は守られてきました。

一方、コカコーラがいち民間企業の商品であり、この価格を守ってきたのも企業努力があってこそなわけですが、裏を返すとそれはコカコーラはアメリカ国民の生活になくてはならない必需品のような飲み物であり、価格を変えないことでアメリカ人の生活に不可欠なものとしてあり続けるんだという意地のようなものを感じました。

私も仕事において、柔軟にあるべきところと変えてはならないことを判断できる人間になりたいなと思いました。

【朝礼ネタ vol.330】