雑学ネタ

「75%」 >>> 外国人比率1位。東京都江東区青海2丁目。

2017年時点で日本に住む外国人比率は2%弱、外国人の多く住む東京都でさえ4%弱でありますが、東京都のある地区で外国人比率が75%を超えたということで話題になりました。

それが東京都江東区青海2丁目です。
地名だけ聞いてピンと来る方は少ないかもしれませんが、「日本科学未来館」「大江戸温泉物語」「BMW GROUP Tokyo Bay」など商業施設があり、「テレコムセンター」「フジテレビ湾岸スタジオ」などビジネス系のビルディングや官公庁の施設も立ち並ぶエリアです。住居地域というよりは観光・ビジネスの街と言えます。

平成30年の江東区の人口統計によると、住民はわずかに1000人弱というエリアなのですが、その中に「東京国際交流館」という外国人留学生や研究者が居住している施設があり、単身・夫婦・家族と合わせて800室程度の部屋を有していて、その影響で75%という驚くべき外国人比率となっているようです。ただ4人に3人が外国人となると、もはや日本人はマイナーですから、英語を話せないと生活に不自由が出そうな気さえしてきますね。

このエリアは少し特殊ではありますが、今後外国人受け入れ拡大により大規模に外国人が移住して来ることが予想されますので、このように外国人比率が大きくなる地域が多数出て来るものと思われます。その際に、外国人に日本に合わせるように求めるだけではなく、私たち日本人の側からも外国人の人たちに歩み寄る姿勢がないと、良い社会は実現しないように思われます。

進化論ではありませんが、強いものが生き残るのではなく変化できるものが生き残るとよく言われます。よりよい社会を実現するために「変化できる人間」になりたいものです。

【朝礼ネタ vol.076】