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「96%」 >>> 韓国のキャッシュレス決済比率。

世界でキャッシュレス化が進んでいますが、実は世界で一番キャッシュレス化が進んでいる国はお隣の韓国だそうです。
ある調査によりますと、キャッシュレス化率は96%だそうです。

韓国がキャッシュレス化社会に向けて動き出したのは1999年頃で、目的は個人消費の拡大と小売店の脱税防止だったようです。クレジットカード決済の普及のため、カード決済の額に応じて税金の優遇措置を取ったり、またクレジット決済した領収書には宝くじをつけたりしたことが大きく国民の行動を促し、国民のキャッシュレス化が一気に進んだと言われています。また小売店側にしても、一定の年商を超える店舗にはクレジットカードの取り扱いを義務化したそうですから、それらも国民の利便性を損ねることなく、キャッシュレス社会へ移行できた要因だと考えられています。

日本では2019年に消費税が10%に上がりますが、それと同時にクレジットカード決済をした者には2%のキャッシュバック(ポイント還元)を行うという政策も用意されているそうです。いよいよ日本政府もキャッシュレス社会の推進に動き出したということでしょうが、現在わずか20%と言われる日本のキャッシュレス化率がどこまで上がっていくのか、国民の利便性が上がっていくのか、一国民として注意して見ていきたいと思います。

【朝礼ネタ vol.169】