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「誰も見ていないから、まあいいか。」
時に、人はそういう感覚になり、普段はやらないマナー違反のことを真夜中や人気のないところではしてしまうことがあります。
ところが、誰かが見ていると分かった途端に、理性が働き自制されるというのは想像できる話かと思います。
現在日本国内には約500万台の監視カメラがあると言われていて、日夜、一般市民は監視されています。1日中家にいる方は別として、多くの学生やサラリーマン、主婦がどのカメラにも映らずに、日常生活を送ることは逆に難しいとも言えるかもしれません。カメラに決定的瞬間が記録され、証拠として犯罪を解決するということももちろんありますが、前述の通り、カメラがあると認識されることで多くの人には自制が効き、犯罪行為の防止効果が生まれるそうです。監視カメラにはそういう効果があると言われています。
500万台と聞くとすでに十分多いように思いますが、アメリカやイギリス、中国では人口一人当たりで比べると日本より2倍以上多くの監視カメラが普及しています。日本はすでに世界トップクラスの安全性を誇る国と言われていますが、それでもセキュリティに関する市場が縮小することはないでしょう。人間が生活する以上、そしてテクノロジーが進化を続ける以上、それに合わせた安全対策が必要なとなりますから、こうした市場は今後も伸びていく有望な産業と言えるかもしれません。
【朝礼ネタ vol.136】
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