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少し前の話になりますが、2018年12月3日にgoogleで驚くべきことが起こりました。
研修に携わっていたインターン生の電子システムへの入力ミスにより、何と11億円もの損失が出てしまったのだそうです。googleの売上規模からすると小さな金額とも言えますが、11億は11億です。決して見過ごせる金額ではありません。しかも、その誤操作に気づいて修正されたのはわずかに45分後。素早いリカバリのようにも思えますが、googleの電子システムでは45分あれば11億円もの損失が簡単に出てしまうということを露呈しました。
多額の損失が出てしまったことはよくないことではありますが、研修生による人為的ミスが簡単に損失を生み出すシステムの脆弱性にgoogleは気づいたわけで、二度と同じことが起きないようにシステムに安全装置を導入すると表明したそうです。
私たちも日々仕事をしている中で大なり小なりミスは起こしますが、それを個人の問題にするだけで済ませるのではなく、人為的ミスが致命的な損失につながらない「仕組み」をどう作るかといったことにも視点を向けて見るべきではないかと感じました。
【朝礼ネタ vol.302】
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