雑学ネタ

「155cm」 >>> 江戸時代・日本人男性の平均身長。日本史上最も小さい!?

縄文時代 158cm
弥生時代 163cm
平安時代 157cm
江戸時代 155cm

現代 170cm

欧米人と比較して日本人は身長が小さいとよく言われるわけですが、実は江戸時代の日本男性は今よりも15cmほど平均身長が低かったそうです。しかも日本史上最も身長が低かったのが江戸時代で、徳川15代将軍も概ね150cm代の身長と推定されています。

ではなぜ、江戸時代の人は身長が低かったのでしょうか?

理由は食生活にあるのだそうです。簡単に言いますと、慢性的な栄養不良で特に「肉」を食べない食生活であったために動物性タンパク質が不足して、骨の成長が停滞したのだそうです。欧米人の身長が高い理由の一つは、やはり肉中心の食生活にあるのかもしれませんね。

そして江戸時代以降、日本には豊かな食文化が発達し、それに伴い日本人の身長も伸びてきましたが、最近再びベジタリアン・ビーガンに代表される肉を食べない食事スタイルが広まってきていますので、数十年、百年単位では今後の身長に影響が出てくるかもしれません。

私たちの食事の選択が、300年後の日本人の身長に影響を与えると思うと、なんだか毎日の食事も大切にしたい気持ちになりますね。

【朝礼ネタ vol.096】