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世界で最も観光客が多い国といえばフランスですが、その国旗も有名だと思います。青、白、赤の色で作られた国旗は、通称トリコロールとして親しまれています。改めて見ると非常にバランスの良いデザインだなと感じます。
ところが、この青、白、赤の3色ですが、きれいな三等分ではないことは意外と知られていないかもしれません。その割合は、青が37、白が33、赤が30なんだそうです。これは青は後退色、白は膨張色、赤が進出色と言われ、目の錯覚で小さく見えたり大きく見えたりすることを考慮した上で、37:33:30という割合が実際に一番均等に見えるバランスだということで採用されています。
ビジネスにおいても、このように数字的に正しいものと感覚的に見えるものが違うということは意外に多いかもしれません。お客様や取引先に商品やサービスを提案する時に、例えばこのフランス国旗のように数字的な正しさにこだわるのではなく、感覚を考慮した設計をしておくことで、より多くの”共感”を得られるかもしれないなと思いました。
【朝礼ネタ vol.358】
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