雑学ネタ

「31歳」 >>> 世界最年少の首相。セバスチャン・クルツ(オーストリア)。

なかなか若者の意見が反映されない、それは国を動かしている人たちや決定権のあるリーダーが年長者だから、というのは日本だけでなく、世界でもよく言われていることのようですが、2017年12月にオーストリアで世界最年少31歳で首相に就任したのがセバスチャン・クルツ氏です。

2013年から2017年まで外務大臣を勤めていたクルツは、2015年に起こった難民危機に際し、ヨーロッパ中が対応に追われ、難民に寛容な姿勢を打ち出すドイツのメルケル首相を尻目に、受入を厳しく制限する方針を示し、世論の支持を得ます。そして、2017年の選挙の際に、国民党の顔としてクルツ氏が抜擢され、選挙に勝利し首相就任となったそうです。

フランスのマクロン大統領は就任当時39歳、ニュージランドのジャシンダ・アーダン首相は37歳。ビジネス界だけではなくて、国家においても30代のリーダーが増えつつあります。年代で括ることが全てではありませんが、オーストリアのクルツ首相にも新しい世代のリーダー像を期待せずに入られません。どのように国家を運営していくのか、注目してみていきたいと思います。

【朝礼ネタ vol.157】