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日本人女性で170cm身長があると聞くと、とても身長が高い部類の人に感じると思いますが、世界で最も背が高いと言われているオランダでは、成人女性の平均身長が170cmなのだそうです。日本人男性の平均身長とほぼ同じです。
ところがある記録によると、実はオランダ人は200年ほど前はヨーロッパでも身長が低い方だったそうです。それがこの150年の間に平均身長が20cmも伸びて、世界で最も背が高い国になったのだそう。
理由は大きく3つあるとされています。
1つ目は統計を取った結果、平均身長より高い男性が多くの子供を残したという事実が分かったということ。つまり身長が高い子供が増えて、さらに彼らの子供が身長が高くなったということ。2つ目は牛乳、チーズなど乳製品を多く取る国民だということ。そして3つ目が、世界で最も多く睡眠時間を取る国民だということ。
遺伝子、食生活、睡眠。これら3つの要素が重なり、150年という時間をかけて、平均身長を20cmも押し上げたのだそうです。
昔から日本人も小さい時には牛乳飲んで、よく寝なさいと言われたものですが、あながち間違ってはいなくて、あとは遺伝的な偶然が重なればもしかすると日本も世界で身長が高い国になっていた可能性もありますね。
仕事においても、世の中で起こっているビジネス成功例を噛み砕いて要素を抽出し、自分達と比較し何が違って、何が足りないのか把握することで、成功の”再現性”を高められる可能性がありますので、そういった分析の意識を持ちたいと改めて感じました。
【朝礼ネタ vol.212】
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