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日本の発明家として有名な人といえば、おそらく「ドクター中松」さんを最初に思い浮かべる方が多いかと思います。
十数年前はテレビによく出ていたりしたのでタレントとして認識していたり、最近ですと都知事選に出馬もしていたので少し変わった人と認知されているかもしれませんが、ドクター中松は現在90歳で所有する特許数はなんと3572件で、あのエジソンの3倍にのぼります。
中松氏の発明で有名なのは、何と言ってもジャンピングシューズでしょう。テレビでもよく出ていたので、ドクター中松の代名詞と言っても良いほど有名だと思いますが、あまり儲かっているイメージはないかと思います。彼が作った発明品の中で、多くのライセンス料を得たと言われているものが2つあり、それが1956年の「電動パチンコ台」と1969年以前に手がけた「フロッピーディスクの前身技術」です。パチンコ業界、IT業界、その後の市場規模を考えると、中松氏が莫大なライセンス料を得ているのが想像にかたくないでしょう。
少し変わった発明家として認識されているドクター中松氏ですが、もしかするとエジソンも生きている時はこのように思われていたのかもしれません。300年後には、日本を代表する歴史的発明家として教科書に載っているかもしれませんね。私も中松さんまでとはいきませんが、歴史に残るような仕事をいつか手がけてみたいなと思います。
【朝礼ネタ vol.293】
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