ビジネスネタ

「63.5%」 >>> 2017年の赤字法人割合。266万社中168万社。

十分なキャッシュフローがある場合を除いて、企業が存続するには基本的に継続して利益を出さなくてはなりませんが、全国266万社の企業のうち168万社は赤字なのだそうです。実に全体の63.5%になりましてちょっと多いように思いますが、実際には赤字企業割合は7年連続で減少しているのだそうです。

赤字企業が特に多い業界が、出版印刷業、繊維工業、料理飲食旅館業でいずれも70%を超えています。逆に運輸通信公益事業、建設業、不動産業などは赤字企業割合が比較的少なく、60%を下回ってます。ここ数年で赤字法人が減っていることから、日本全体としては企業経営状態が良くなっていると言えますし、赤字企業が少ない運輸通信、建設、不動産などの業界は景気が良いのかなと推測することができます。

日々の業務に没頭していると、自分の会社や業界のことだけに興味が偏りがちですが、ビジネスマンとしては日本全体の傾向というマクロな視点も常に意識することで、新しいビジネスチャンスに敏感でいたいものです。

【朝礼ネタ vol.106】