ビジネスネタ

「846店舗」 >>> 2019年ヒット商品番付1位「ワークマン」。店舗数はユニクロを上回る。

2019年のヒット商品番付1位に「ワークマン」が選ばれて話題となりました。

ワークマンといえば、工事現場や工場で使う作業服や関連商品のお店として知っている方も多いかと思いますが、今回ヒットしたのは従来の作業服としての店舗によるものではなく、新たに開発した業態が大きく反響を呼んだ結果だそうです。

それが「ワークマンプラス」という業態で、これまでの作業服の見せ方を変えて、激安で高機能かつおしゃれなアウトドア用ウェアとして展開した結果、大きな反響を呼び、特に女性に大人気となったのだそうです。これまで女性客が取り込めていなかった作業服のワークマンにおいて、画期的な出来事になりました。

ワークマンは2019年4月に846店舗に達し、国内店舗数でユニクロを抜いて、カジュアルウェア需要の女性客も取り込み始めたことで、この1年で「ポストユニクロ」と呼ばれるほどのポジションになりました。

このようにメイン事業で長く積み上げたきた「作業服」「高品質」といった信用度という背景があれば、少し見せ方やコンセプトを変えることで新たな顧客の獲得をすることができるというとても良い事例だと思います。

私も会社が持っている強みや信用度、リソースを最大限活用して、新しいマーケットを作り出すような企画を考えられる人材でありたいなと思いました。

【朝礼ネタ vol.309】